週明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比62・42ドル安の3万1438・26ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が記録的な物価高を抑えるために利上げを加速するとの懸念が根強く、リスク回避の売りが優勢となった。
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この日発表された5月の米耐久財受注の前月と比べた増加率が市場予想を上回り、物価高への警戒感が高まった。ただ、割安な銘柄を物色する動きもあって下げ幅は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、83・07ポイント安の1万1524・55。
個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムやスポーツ用品のナイキの下落が目立った。石油のシェブロンは買われた。(共同)