「猛暑日」今年最多の150地点超 30日も要警戒

    群馬県の伊勢崎駅前では気温が40度に達した=29日午後、群馬県伊勢崎市(岩崎叶汰撮影)
    群馬県の伊勢崎駅前では気温が40度に達した=29日午後、群馬県伊勢崎市(岩崎叶汰撮影)

    日本列島は29日も東日本や西日本を中心に高気圧に覆われて気温が上がった。気象庁によると、群馬県伊勢崎市で40・0度を観測した。6月に40度に達するのは25日に40・2度となった伊勢崎市に続き、観測史上2例目。全国914観測点のうち35度以上の猛暑日は今年最多となる150地点を超えた。

    気象庁は29日、東北南部が梅雨明けしたとみられると発表。明けていないのは東北北部のみで、梅雨のない北海道を除く全地方が6月中の梅雨明けとなった。記録的な暑さは全国的に続く見込みで、30日も関東北部で40度に迫る可能性がある。熱中症に警戒が必要だ。

    経済産業省は29日、冷房利用の増加などで電力需給が逼迫(ひっぱく)するとして、東京電力管内に発令している「電力需給逼迫注意報」を30日も継続すると発表した。注意報に基づき節電を要請するのは27日から4日連続となる。


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