【株主総会ライブ】東京電力(4)「地方犠牲の体質から脱却を」 株主の相次ぐ批判に拍手続く (1/3ページ)

2012.6.27 12:04

(3)猪瀬副知事登場!「東電は不退転の覚悟で自らの改革を」 に戻る

 《猪瀬・東京都副知事の株主提案の発言が終了し、場内から拍手がおきる。女性株主が株主提案に立つ》

 女性株主「福島の現場作業員に心から敬意を表します。わたしは原発事故の被災者です。二度と(地元へ)戻れない絶望の中で、命を絶つ人があとを絶たない。苦しみや悲しみは癒えず、深まるばかりです。この事故がどれだけの悲劇を引き起こしたのか、しっかり自覚しないといけない。責任をとらないといけません。役員の方々は福島に居を移され、被災者の苦悩を感じてほしい。そうしてこそ、被害者によりそった賠償ができる」

 《発言中、場内からたびたび拍手が続く》

 女性株主「本来ならお金で償えないが、賠償をしなければならない。すみやかに賠償すべき。除染費用も東電が負担すべきです。大量の放射線を浴びながら作業する作業員、家族は健康への不安を持ち、生きなければならない。大企業の誇りを持って、社会的責任を果たしてもらうよう、株主として望みます」

 《再び拍手がおこる》

 男性株主「提案の前に、この議事進行には強く抗議する。私の事前質問の回答がないまま、やらさせていただく。震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表する」

清水元社長は浪江町から、業務上過失傷害で訴えられるでしょう

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