勝俣会長「質問が5分以上経過しましたので、短くお願いします」
《場内ざわつく》
男性株主「どうぞ、皆さんの賛同をお願いします」
勝俣会長「次の株主さま、どうぞ。お願いします」
別の女性株主「新潟から参りました。現在、柏崎刈羽原発が止まっています。福島からの避難者とともに、放射能がふらない生活を祈っています。新潟県は首都圏繁栄のためのエネルギー基地の役割を果たしてきた。電源確保のために、地方の人の暮らしを根こそぎ奪うことに、反省されているのか。(東電自身の)体質への反省もなく、『信頼を取り戻す』『生まれ変わる』と言っても、誰が信用できるでしょうか。大都市のために地方を犠牲にする体質そのものから東電は脱却すべきと考える」
《場内から再び拍手おこる。この女性株主からは柏崎の原発の廃炉、火力発電の導入などが提案され、株主提案の説明が終わる》