(5)「情けない。このままでは政府の操り人形」と株主 に戻る
《質疑が始まる》
勝俣会長「お一人3分以内でお願いします」
男性株主「福島市から参りました。損害賠償について、福島県は野菜は生産王国だったが、風評被害がある。今後はおいしい果物が出てくるが、ぜひ消費を拡大していただきたい。弟が新潟に避難していたが、こちらに戻ってきてから昨年亡くなった」
《次期社長の広瀬直己常務がこの日初めて登壇》
広瀬常務「事故発生以来、いまなお皆さまにご迷惑をお掛けしていること、この場をお借りしておわび申し上げたいと思います。ご指摘のあった農産物の風評被害については実際に売れなくなった損害についてしっかり賠償していただきたいと思います。親族の方がお亡くなりになったことについても、事情をしっかりお聞きして対応させていただきたいと思います」
《猪瀬副知事が再登場。会場から大きな拍手》
猪瀬副知事「東電の資産売却にはいろんなものがある。ホームページでも売却リストあるが、東京都内の信濃町にある東電病院は載っていない。これは敷地1700坪、7階建て、122億円になる。病院の特徴は社員だけの病院で、普通の人はかかることができない。社員以外の人間は看てもらうことができない」