勝俣会長「次の株主さま」
男性株主「4456番です。うちうちの話なのですが、本当のことを聞きたい。原発は東電がやりたくてやったんですか。自民党から押しつけられたんですか。次、2つ目。東電の社員は特殊な特権階級と思ってるんじゃないですか。新聞、テレビで(東電社員は)556万円の平均給与をもらっているとある。東電は犯罪人ですよ。556万円から2~3割給料をカットすべきですよ。もうひとつ、3つ目。議長! 何年たったら復配するんですか。あなたの腹は決まっているんですか。3つ答えてください。それから、また質問します」
《一つ目の質問に対し》
西沢社長「原発推進の理由ですが、国のエネルギー政策の中で重要な電源ということで、エネルギーの安定供給、経済性もあったと思う。当社も経営として進めることが環境保全などに有意義だということで進めてきた。なにとぞ、ご理解を」
《怒号が再び。続いて2つ目の質問に応じる》
山崎副社長「人件費の件ですが、社員については20%、管理職は25%、賞与のカットをしている。今後その方向で続ける。556万円ということでお願いしているのは、電気の安定供給など社員のモラルを維持する問題などがあるので、お願いした次第です」