(9)「関電の皆さん、悪徳商売やめて」と女性株主訴え に戻る
《午後1時を回ると、会場の株主から「動議」の声が響く》
男性株主「長丁場なのでこのへんで食事休憩はいかがでしょう」
《緊張した空気が和み、拍手と笑い声が起きる》
森詳介会長「議事運営に関わるため、動議としては取り上げないことにします」
《大阪市が提案した議案の審議に入り、同市の代理人である男性弁護士が、取締役の人事などについて発言する》
男性弁護士「関電は当社の取締役としてふさわしい能力や経験などを勘案しているから問題ないと言いますが、今のままでは国民のための必要なエネルギー政策の展開が出来ません。さらに就職の世話などを持ちかけて、反対派を取り込み、切り崩すことも行われてきました。官民癒着をここで止めないといけない。関電は役所から人材をもらわないとやっていけないのでしょうか。このままでは関電の体質がおかしくなります。これを阻止するには厳しい人事のルールが必要だと思います」
森会長「左側のブロックで紙を上げる株主様、発言をどうぞ」
男性株主「この提案、大賛成です。天下りがこれだけ言われているのに関電はまだやっている。ぜひ株主の皆さん、賛成してほしい。ところで議長、総会での議決についてだが、本当に賛成多数なのか。最後の1個の数まで言えとは言わないが、どの程度の賛成多数かをはっきりさせてほしい。大株主もきているのだから、それくらい説明がほしい」