緊張の関電に“ぶっちゃけ発言” 専門委トップに周囲ハラハラ (2/6ページ)

2012.12.12 08:00

安念潤司委員長(右から2人目)の発言は、電気料金審査専門委員会の「名物」のひとつになっている=11月29日、東京都千代田区(宇野貴文撮影)

安念潤司委員長(右から2人目)の発言は、電気料金審査専門委員会の「名物」のひとつになっている=11月29日、東京都千代田区(宇野貴文撮影)【拡大】

  • 電気料金審査専門委員会で、家庭向け電気料金の値上げ申請について報告する関西電力の八木誠社長ら=11月29日、東京都千代田区(宇野貴文撮影)

 「(値上げ幅を)削らなければ、(利用者から)おしかりを受け、削れば電力会社との関係が悪くなる。どなたにもご迷惑をおかけしてしまう」

 利用者と電力会社の間で“板挟み”となる苦しい立場を自虐ユーモアを交えて語ると、会場の傍聴者からは失笑がもれた。

 専門委は、中立的、客観的かつ専門的な観点から電気料金の査定方針案を作成し、経済産業相に示すのが仕事。最終的に値上げ申請を認可するのは経産相だ。会合は公開が原則で、自治体、消費者団体、産業界関係者らが意見を述べることも認めている。

 16%削減に「考えが甘い」

 初会合では、関電、九電両社への不満が早くも噴出した。

 11・88%の値上げを認可申請した関電が社員の平均年収を従業員1千人以上の大企業平均(649万円)を目安にして、16%減の664万円にする方針を示したのに対し、兵庫県の井戸敏三知事は「考えが甘いのでは」とチクリ。

 従業員50人以上の事業所と比較されて給与が決まる公務員のケースを引き合いに出し、「身を切るような経営努力を示してほしい」と、さらなるコスト削減を求めた。

来夏の賞与支給見送りを柱とする人件費削減を労組に提案

  • 関電値上げ、パナやシャープ困惑 年収800万…自助努力に疑問の声も

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!