「もう少し柔らかいイメージで、女性の心に刺さるコミュニケーション方法はないか」。2011年3月の会社設立80周年を記念し、企業ロゴなどとともに消費者との新しいコミュニケーションの手段を見つけ出すよう、山本さんら宣伝課のメンバーに指令が下った。
そこで、「タイヤをこよなく愛する熱血店長が開いたカフェを舞台に、繰り広げられる物語をテレビCMにしてしまおう」というアイデアが持ち上がった。経営陣は、「世界の一人一人を支える会社」としてのイメージを定着させたいという思いが強く、最初は「TAIYA CAFE」のコンセプトが軽すぎるように映り、「会社の方向性が変わってしまう」と心配する声も上がったという。
CMは、TOKIOのボーカリスト、長瀬智也さんが店長を演じ、女優の石原さとみさんにタイヤの魅力を語るシーンが多く、ブリヂストンと長瀬さんの「男っぽさ」がイメージとして重なる。