14代目は愛される「クラウン」へ デザイン重視、顧客層の若返り狙う (1/2ページ)

2012.12.26 07:25

全面改良したクラウンの前でポーズをとるトヨタの豊田章男社長=25日、東京都渋谷区

全面改良したクラウンの前でポーズをとるトヨタの豊田章男社長=25日、東京都渋谷区【拡大】

 トヨタ自動車は25日、高級セダン「クラウン」を4年10カ月ぶりに全面改良し、発売した。1955年の初代から14代目で、ハイブリッド車(HV)も設定、国内専用モデルとして販売する。新モデルは従来のステータスシンボルにとどまらず、デザインを一新しユーザー層の若返りを図る。

 メーンのHVは、2500ccエンジンとモーターを組み合わせた後輪駆動(FR)専用の新システムを搭載。3000ccのガソリンエンジン同様の動力性能を確保しつつ、燃費はガソリン1リットル当たり23.2キロに高め、高出力と低燃費を両立させた。

 安全装備も充実させ、アクセルとブレーキの誤操作による衝突を防ぐ自動ブレーキを初めて搭載した。価格は353万~543万円。シリーズ全体で月4000台の販売を目指す。

「13代目までのクラウンはステータスシンボルだった」

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