全面改良したクラウンの前でポーズをとるトヨタの豊田章男社長=25日、東京都渋谷区【拡大】
発表会で豊田章男社長は「13代目までのクラウンはステータスシンボルだった。14代目はより多くの人が愛してほしい」と述べた。新モデルは特にデザイン性を重視。大きなフロントグリルと王冠マークを使った個性的外観を採用。日本の桜にちなみピンク色の車種も販売する。
クラウンのイメージを変える戦略への背景には、エコカーの競争激化がある。HVや軽自動車の販売が好調な一方、既存の登録車の販売が押されている。
トヨタは、高級セダンのユーザーを従来の50代から広げるためには、デザインや燃費性能をアピールすることで、ミニバンを保有する40代の買い替えを狙う必要があると判断した。
さらに豊田社長は、エンジンの排気量を小さくし、ターボで馬力を補う「ダウンサイジングハイブリッドで勝負したい」と話した。