ドコモは昨年9月末時点で1万4千局だったLTE基地局を今年3月までに2万3千局に増設。ソフトバンクも3月に2万局とする計画だ。順調にいけば、LTEの人口カバー率は都市部を中心に3月にも9割近くに達する見通しだ。
LTEの利用可能エリア拡大に伴い、対応機種の普及も急速に進みそうだ。
平成22年に日本初のLTEサービス「Xi(クロッシィ)」を始めたドコモは、昨年12月時点でLTE対応機種の契約数が計800万件を突破した。
ドコモを追うKDDI、ソフトバンクは昨年9月発売のアイフォーン5でLTEを導入。人気機種アイフォーンをてこに「サービスを垂直立ち上げし、一気に抜く」(田中孝司KDDI社長)構えだ。両社とも24年冬から25年春にかけて発売するアンドロイド搭載のスマホでも、全機種がLTE対応となる。
こうしたなかで、浮沈のカギを握りそうなのはやはりアイフォーンだ。MM総研によると、昨年4~9月の携帯電話端末の国内出荷台数(メーカー別)は、アイフォーンを扱う米アップルが計457万台で首位となり、2位富士通、3位シャープを大きく引き離した。特に「アイフォーン5の爆発的な勢いは当面続きそう」(MM総研の横田英明研究部長)だ。