大月真珠の社員の手ほどきを受けながら、真珠のアクセサリー作りに挑戦する子供たち=神戸市中央区(内海俊彦撮影)【拡大】
今年度採取できた真珠は304個。大きさは直径1センチにも満たないが、「中には品質が良く、商品として売れるものもある」(大月真珠担当者)と、なかなかのできばえだった。
女性の間で「活動に参加することで、大月真珠という名前に親しみをもてるようになった」との声が増えている。こうした水面下でのファンの存在は企業にとって小さくない。
「運河をきれいにしたい」という地元住民の思いに協力しようと始めた社会貢献活動は、ビジネスの面でも着実に“実”につながりつつあるようだ。自らの手で真珠を育てた子供たちも“真珠ファン”として、将来の顧客になるかも…。(内海俊彦)
◇会社データ◇
本社=神戸市中央区港島中町6-4-1
創業=昭和5年4月
事業内容=真珠の加工販売、宝石・宝飾品の販売
売上高=86億円(平成23年11月期)
従業員数=288人