市民マラソンで和気あいあい 組織の壁を越えて盛り上がる伝統行事 (2/4ページ)

2013.3.17 18:00

 とくに末岡さんは大学に8年在籍したため、入社時にはすでに26歳。さすがに8歳も年下の高卒社員となると、どちからも会話は弾まなかったという。

 末岡さんは同工場への配属早々、マラソン大会に出場するよう先輩社員から告げられた。

 “出場命令”に、最初は「えーっ、まじ!?」

 長距離を走った経験はほとんどなかったが、「先輩に言われて5キロや10キロ走るくらいなら、いっそフルマラソンに挑戦しよう」と、持ち前の負けん気が頭を持ち上げ、仕事への支障を心配する職場の意向を押し切って出場し、4時間45分で見事に完走した。

 もっとも、“楽勝”だったわけではない。走っている最中にしんどくなり、何度もあきらめかけたという。しかし、そこを踏ん張ってなんとか完走。「達成感も沸いたし、高卒の仲間たちとも盛り上がりました」と振り返る。

 大阪、神戸、京都で相次いで市民マラソン大会が始まるなど、近年、関西でも開催が増えてきたが、毎年12月23日に開催される加古川マラソンは23回の歴史を誇る伝統ある大会。昨年は5千人の参加枠が募集開始5日間で埋まるほどの人気だった。

「お祭り騒ぎのような雰囲気で楽しめました」

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