トヨタ、韓国市場で飛躍 カー・オブ・ザ・イヤー獲得 FTAで販売追い風 (3/5ページ)

2013.4.8 08:00

 トヨタは北米で生産するミニバン「シエナ」やカムリのほか、クロスオーバー車「ヴェンザ」など対象車種を広げ、韓国への輸出を増やしている。米国製カムリは、日本から輸入していたときより2割程度の値下げが可能となるなど価格競争力でも追い風となった。

 成否の鍵握るHV前面戦略

 足元では円安ウォン高が進み、日本からの輸出採算も改善しつつある。こうした動きを受け、韓国では輸入車のシェアが年々伸びている。2001年に1%に満たなかったシェアが、12年には初めて1割を超え、今年の1、2月は12.2%とさらに上昇した。

 韓国自動車工業協会幹部も、「13、14%程度まで比率が上がるのもそう遠くないだろう」と予測する。

「今はまだ韓国市場で種をまいている段階」

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