ギャラクシーエージェンシーの「シャッフル飲み会」。社員同士の情報共有が大きな目的だ=大阪市中央区(ギャラクシーエージェンシー提供)【拡大】
求人サイト運営などインターネットメディア事業などを手掛けるギャラクシーエージェンシー(大阪市西区)は毎月、金谷元気社長を含めた全社員を対象に「シャッフル飲み会」を実施している。
社員を1グループ5~6人に分けてランダムにシャッフルし、そのメンバーが会社負担で飲み会を行い、社員同士の情報共有を図る。誰と当たるかが分からない飲み会で、親睦を深めようという仕掛け。お酒は会社の“潤滑油”として機能しているようだ。
別の部署が顔を合わせてざっくばらん
「お互いのことを知ることで、社内でわからないことがあっても、適任者に相談することができる」
今年4月に入社したばかりの新入社員、同社広報グループの森村優香さんは、シャッフル飲み会のメリットをこう説明する。
毎月、月初に大阪本社の社員約35人を抽選で5~6グループ(1グループは5~6人)に分ける。その際、同じ部署の社員が同一グループに入らないように配慮している。各グループは1人当たり3千円の予算で飲み会をするが、費用はすべて会社が負担するのが特徴だ。