ダニ退治用のふとん専用掃除機をアピールするレイコップ・ジャパンの李誠晋社長=12日、東京都港区【拡大】
韓国人医師が開発したダニ退治用のふとん専用掃除機「レイコップ」が好調な売れ行きをみせている。
2012年2月に家電大国の日本に本格参入し、テレビ通販などの販路でじわじわと浸透。ダニが繁殖しやすい梅雨に入り、家電量販店などへの問い合わせも増えている。機能性掃除機では、新技術を駆使した英ダイソンのサイクロン掃除機や米アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」など、日本でシェアを伸ばす外国製品が少なくない。レイコップにも需要を奪われる事態になれば、日本の家電各社は対応を迫られそうだ。
累計150万台
「日本の全ての世帯にレイコップを置いてもらうのが、われわれの最終目標だ」。開発・販売元の韓国・ブカンセムズ最高経営責任者(CEO)で、日本法人「レイコップ・ジャパン」(東京都港区)の社長も務める医師の李誠晋(リソンジン)氏は、日本での拡販に自信をみせる。