記者向けに公開された東京電力株主総会のテレビ画像。総会の冒頭、広瀬直己社長が話をする=6月26日、東京都渋谷区の国立代々木競技場 第一体育館(早坂洋祐撮影)【拡大】
《福島第1原発にほど近い、福島県浪江町の株主がマイクを握る》
株主 「16万人の避難者の苦しみをどうする。東電は無責任だ。心は痛まないのか。日本を救うためには原発を止めるしかない。事故を起こした福島第1原発はもちろん、福島第2原発も廃止すべきだ」
《柏崎刈羽原発が立地する新潟県の株主が9号議案の趣旨を語る》
株主 「東電はまだ原発を運転する資格があると思っているのか。信じられない。(北朝鮮などから)ミサイルが飛んできて、原発に当たったらどうするのか。柏崎刈羽原発はもう廃炉すべきだ」
株主 「10号議案を出しました。東電は原発廃炉本部を設置すべきだ。原発は電気を作るためにあるのではなく、廃炉するためにある、というぐらいの意識で取り組んでほしい。というのは、廃炉の経験や技術は今後、世界で通用するからだ。大事故を起こした東電だからこそ、廃炉のプロフェッショナルになれる」