一般競争入札で設置された自動販売機が思わぬ歳入をもたらした=中野区役所2階【拡大】
キリンだけではない。ライバルのアサヒ飲料も平成24年5月、米飲料メーカーのモンスタービバレッジからモンスターブランドの日本での独占販売権を取得。今年7月7日から、「モンスターエナジー」の自販機販売を始めたばかりだ。糖質とカロリーをゼロに抑えた新商品も自販機販売に合わせて投入。「自販機販売により、オフィスなどでの販売増も見込める」(松橋裕介マーケティング本部課長)と期待する。
日本コカ・コーラも「バーン」ブランドをリニューアルし、3月から自販機で販売している。6月には新味の「リフレッシュエナジー」を追加。サントリー食品インターナショナルは、米スターバックスと組んで開発した「スターバックス リフレッシャーズ」の自販機販売を検討している。
高単価のメリット
各社がエナジードリンクを自販機販売に投入する背景の一つには、同ジャンルの高い需要がある。