プレゼン大会では、社員の知恵をしぼったユニークなアイデアが出される(中央会計提供)【拡大】
なぜマネジャーが審査するのか。その理由は「現場と役員の双方の考えがわかる立場で、本当に役に立つアイデアを選べるから」と稲見さん。
半年間に寄せられるアイデアは20件程度。領収書の整理方法を教える業務では、電話より手間がかからずわかりやすいとして、動画にまとめて提供するアイデアがあがった。審査の結果、報奨金が支給され、実際の営業現場で採用されている。
プレゼンは全員投票
中間層以外の社員も、経営にかかわっている。月に1回、「企業の業務効率化」「マーケティング」といったテーマを設定し、4チームに分かれてアイデアを競わせる「プレゼン大会」は、役員審査ではなく、社員全員による投票で選ぶ。
優秀なアイデアへのご褒美は高級ホテルでの豪華な食事。「ランチか、ディナーかは、プレゼンの内容を見て、役員が決める」(稲見さん)といい、役員の“判断”が介入するのは料理のレベルというわけだ。