医療機器の輸出入金額の推移【拡大】
だが、北野理事は「重粒子線がん治療装置や内視鏡などの医療機器にニーズがある」として、12月中旬に日本の医師をアブダビの王立病院に派遣、今後の協力のあり方を探る考えだ。
MEJは4月に改組され、政府の海外展開を進める中核組織としての期待が高まる。経済産業省幹部は「医療機器を売るだけでは日本経済の成長に結びつかない。医療システム全体をアピールする視点が必要だ」と話す。日本式医療が海外で浸透すれば、診断機器や薬剤、医療資材などの周辺産業にも大きなチャンスが訪れる。(鈴木正行)