被災地、観光復興へ試行錯誤続く 戻らぬ客足、震災遺構の活用も (2/4ページ)

2013.12.16 05:55

東北6県と全国の観光目的での延べ宿泊者数の比率

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 見込み違い

 ただ突然、登場した都会風の建物に地元では戸惑いの声もある。あるタクシー運転手の男性は「(渡辺さん主演のドラマ)『独眼竜政宗』は好きだったけど、カフェに興味はない」。

 JTBが東京からの集客も見込んで計画した鑑賞ツアーは、定員に満たず、催行中止となった。公演担当者は「わざわざ東京から気仙沼まで出かけて鑑賞しようと思ってもらえなかった様子。また、これまで多くの大物アーティストが支援公演を行っており、その中に埋もれてしまった可能性もある」と分析。

 カフェの立ち上げに協力した都内の企画会社の担当者は「渡辺さんの熱意は本物でも、継続していくには相当な工夫が必要と思う」と厳しい見方を示す。

 一方、沿岸部に残る震災遺構には、被害の爪痕を後世に伝える役割と、観光資源としての可能性が期待される。だが住民と行政側の意見が分かれている。

「海のそばでさびていく鉄の塊を保存するのは大変」

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