被災地、観光復興へ試行錯誤続く 戻らぬ客足、震災遺構の活用も (3/4ページ)

2013.12.16 05:55

東北6県と全国の観光目的での延べ宿泊者数の比率

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 消えた「名所」

 津波で気仙沼市内の内陸に打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」は10月末に解体・撤去された。多くの見学者が訪れていたこともあり同市は保存の道を探ったが、住民の反対意見が多かったためだ。

 ある住民は「海のそばでさびていく鉄の塊を保存するのは大変。いつまでも見ていたくない」と話す。

 撤去後、近くの復興商店街を訪れる人は激減。同市観光課は「船主の強い要望もあり解体はやむを得なかった。解体前の画像などは残しており何らかの形で活用していきたい」と話す。

 観光庁の調査によると、東北6県の観光目的とみられる宿泊者数は今年7~9月で震災前の2010年同期比17.9%減と、震災前の水準に戻っていない。

「その象徴となる震災遺構の保存は不可欠」

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