間伐材では、こうした小径木が大量に発生する。しかし小径木は材料強度にばらつきがあったり、直径が細く角形や丸形に加工しにくいなどの難点があり、活用できる用途が木質バイオマス発電や、木杭など土木の仮設用材に限られていた。このため大林組と東大生産技術研は、小径木の利用や用途を広げていくためにシステム工法を活用すれば、これまで難しいとされていた仮設事務所の構造材として利用できることを考えついた。
電力購入量を最大63%削減
間伐材の活用により森林活性化などが進めば、二酸化炭素(CO2)の発生原因を減らすことが見込まれる。両者の試算によると、広さ100平方メートルのECOサイトハウスを100棟建てると、4万8500平方メートルの森林と同程度のCO2を吸収する効果がある。