週末の各モールでは催事スペースでさまざまなイベントが開かれる。この日はポンドック・インダ・モールでサーカスが行われた=7月、南ジャカルタ【拡大】
インドネシアの首都ジャカルタのショッピングモール業界が岐路に立っている。中間層が増加を続け、近代的なモールの需要も増加しているが、交通渋滞が悪化の一途をたどり、一層の拡大に待ったをかける動きも出てきた。
知事「許可出さない」
地元メディアによると、昨年就任したジャカルタ特別州のジョコウィ知事は9月中旬、「14のモールの建設許可申請を受けているが、許可を出さない」との意向を明らかにした。
同知事によると、東京23区の1.2倍ほどの740平方キロメートルの面積に173カ所のモールがあり、ジャカルタは世界でも有数の「モール過密都市」。「消費至上主義を助長している」として、よりバランスの取れた都市づくりの必要性を強調した。
アホック副知事も、モール周辺は渋滞の原因になることが多いとして、モールの新規建設を許可する前に、公共輸送機関の整備を進める必要があるとの見解を示している。