巣鴨信金「おもてなし」で存在感 演芸会、洗練された店舗、5分前開店… (1/4ページ)

2013.12.30 06:20

毎月1回、巣鴨信用金庫本店で開かれる「おたのしみ演芸会」=10月24日、東京都豊島区

毎月1回、巣鴨信用金庫本店で開かれる「おたのしみ演芸会」=10月24日、東京都豊島区【拡大】

  • ガラスを多用し明るい雰囲気の店内=東京都練馬区の巣鴨信用金庫江古田支店
  • 開門前から長い行列が出来る巣鴨信用金庫のビジネスフェア「四の市」=11月14日、東京都豊島区
  • とげぬき地蔵尊の縁日に特設される休憩所「おもてなし処」でくつろぐ人たち=東京都豊島区の巣鴨信用金庫本店

 2013年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の一つ、「お・も・て・な・し」。これを地で行く金融機関がある。東京都と埼玉・千葉両県の一部を営業地区とする巣鴨信用金庫(東京都豊島区)だ。お楽しみ演芸会、外国人デザイナーによる洗練された店舗、そして5分前の開店…。規制業種の代表格ともされる金融業界だが、巣鴨信金は「ホスピタリティ(おもてなし)」を前面に存在感を示す。

 茶菓でふるまい

 巣鴨信金本店3階ホールの壇上に設けられた高座に若手落語家が登場、演目が進むにつれ、集まった約200人は笑いに包まれた。月1回の「お楽しみ演芸会」は真打ち昇進前の新進気鋭の若手落語家の舞台が無料で鑑賞でき、愛好家の間で人気だ。毎回来るという板橋区の一人暮らしの女性(75)は「ここに来ると、いろんな人に会えるので楽しい」と笑顔を見せる。

 巣鴨信金近くのとげぬき地蔵尊(高岩寺)は毎月4、14、24日が縁日。10万人を超える参拝者が訪れるが、地蔵尊周辺にはトイレが少ない。そこで「平日限定だが、本店の施設の一部を提供できたら」(伊藤芳之創合企画部長)と考え、1991年、縁日にあわせてトイレを開放した。

2009年からは年2回、「四の市」と称したビジネスフェアも実施

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