ガラス張り2階建ての店舗周囲には高さ9メートルの色鮮やかなスティックが並ぶ。入り口から入り右側がカウンター、左側のフリースペースと称される待合コーナーにはカラフルなソファが並ぶ。そしてその間には竹が植えられた中庭がある。「ストレスのない居心地の良い空間がコンセプト」とムホー氏は語る。
金融機関の店舗は壁が多く、どちらかといえば閉鎖的なイメージだが、ガラスを多用した江古田支店にはそうした雰囲気はない。送金のため訪れた練馬区の主婦(33)は「子供連れでも気軽に入れる」と話す。
地域に喜ばれる存在
田村和久理事長は「どうしたらお客さまに喜んでいただけるかを考える。それがサービス業としてあるべき姿だからだ」と話す。通常、金融機関の窓口は午前9時に開くが、巣鴨信金の開店時間は5分早い8時55分。さらに窓口が閉まる午後3時以降、午後6時まではATM(現金自動預払機)コーナーの専用デスクに設置しているインターホンで職員を呼び出すと、振り込みや定期預金の書き換えなどに応じてもらえる。