巣鴨信金「おもてなし」で存在感 演芸会、洗練された店舗、5分前開店… (4/4ページ)

2013.12.30 06:20

毎月1回、巣鴨信用金庫本店で開かれる「おたのしみ演芸会」=10月24日、東京都豊島区

毎月1回、巣鴨信用金庫本店で開かれる「おたのしみ演芸会」=10月24日、東京都豊島区【拡大】

  • ガラスを多用し明るい雰囲気の店内=東京都練馬区の巣鴨信用金庫江古田支店
  • 開門前から長い行列が出来る巣鴨信用金庫のビジネスフェア「四の市」=11月14日、東京都豊島区
  • とげぬき地蔵尊の縁日に特設される休憩所「おもてなし処」でくつろぐ人たち=東京都豊島区の巣鴨信用金庫本店

 巣鴨信金がやっているこれらのサービス。いずれも相応の経費がかかるため、効率重視の金融機関のなかでは異質だ。例えば、月3回の「おもてなし処」には毎回3000人が利用する。月9000人分の茶菓の用意となるとその経費は無視できない。だが田村理事長は「利益は後からついてくる」と気にしてしない。

 地方銀行よりも営業区域が小さな信用金庫は地域密着が信条。巣鴨信金も「地元の商店街や地域の中小企業あってこそ。その商店街や中小企業が疲弊しては、信金の存在感を失う」(伊藤部長)と考える。さらに東京は国内外の多様な形態の金融機関が集まる激戦区。融資先や預金の獲得競争は激しい。

 そんななかで巣鴨信金は「ホスピタリティ」を経営理念の柱に置く。「ホスピタリティ」を金融機関としては初めて商標登録し、効率重視の金融機関との差別化を図る戦略にかじを切った。田村理事長は「金融機関こそサービス業とするなら、地域に喜ばれる存在でなければならない。だからこそホスピタリティの精神が大切だ」と、金融激戦区での生き残りに自信を見せる。(松村信仁)

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