世界的に注目されるプロスポーツ選手は、一流アスリートとしてそのパフォーマンスが注目されるだけでなく、企業にとって格好の「広告塔」でもある。先月イタリア一部リーグ(セリエA)ACミランに移籍した本田圭佑選手(27)には、CM起用が続出。一方、“本田効果”で、売上高ではナイキ、アディダスといったグローバルブランドの約10分の1のミズノが、共同開発したスパイクで俄然(がぜん)注目を集めている。巨大企業と同じ土俵で戦うのでなく、本田スパイクで存在感を示すミズノの戦略とは-。
「10」入りのスパイク
ミズノは本田のミラン入団に併せ、「K.HONDA」の文字と背番号「10」が入ったシューズ「WAVE IGNITUS3 MD(ウエーブイグニタス3エムディー)」を作成した。デザインは「唯一無二の太陽」をイメージした、燃えるようなオレンジ。本田はデビュー戦からこのスパイクを着用、鮮やかな色彩はピッチでも目立つ。