第一生命保険が損保ジャパン子会社の損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険(DIY生命)を買収し、代理店向けの割安な生命保険販売に参入することが12日分かった。約50億円を投じて9月末までに買収し、2015年10月以降に保険販売を始める。生保業界では外資系や損保系生保が低価格で分かりやすい商品で若年層を中心にシェアを伸ばしており、品ぞろえや販売網を拡充し対抗する。
DIY生命は損保ジャパンが9割、第一生命が1割出資する。インターネットやコールセンターを通じて保険を販売する業態で、大手生保のように営業職員を多数抱えない分、安価な商品を提供している。
第一生命は買収後、DIY生命の既存業務をいったんやめ、複数の保険会社の商品を扱う「乗り合い代理店」向けの販売に衣替えする。社名も変更。まず保障内容を簡素にして保険料を割安にした医療保険を発売する。第一生命本体と別ブランドにすることで、保障内容が手厚い本体の主力商品とすみ分ける。