シャープ「部品屋」に活路か リストラで業績回復も…頼みの液晶に暗雲漂う (3/4ページ)

2014.2.20 06:15

  • 大阪市阿倍野区のシャープ本社

 好調な材料がそろった時期に、「回復」を鮮明に印象づける数字を発表した決算。だが、翌日の東京株式市場はパナソニックが前日比19%高と高騰する一方で、シャープ株は3%高とさえなかった。

 実は現在、世界的には液晶パネルの需要は減少傾向にある。調査会社のアナリストは「パネルが供給過剰となり、価格下落が続いている。下期は需要が下振れするだろう」とみており、消費税増税を迎える今後の先行きには、暗雲すら漂っている。

 シャオミが“逆襲”?

 液晶の大口顧客として、現在のシャープを支えているアップルとシャオミ。だが、大口であるだけに、受注状況がシャープの命運に直結しかねない危険性をも併せ持つ。実際、関係者によると、アップルは需要変動に合わせて週単位で発注の微調整を行うといい、前機種の「iPhone5」が不調だった昨年前半には一時、シャープの液晶工場が稼働停止に追い込まれたこともあった。

 シャオミは2010年創業のベンチャー企業だが、創業者の雷軍氏は“中国のジョブズ”の異名を取る、世界でも注目の存在。アップルのiPhoneと同クラスの機能を持ちながら店頭価格が半額以下のスマホ「Mi3」は、アップルの市場シェアを超す勢いだ。

「シャオミスマホ」がシャープの自社製スマホを“直撃”か

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