意欲あれば文系も
取材団を受け入れる福島テレビの鈴木延弘報道部長は「現場を歩くことが説得力ある報道の第一歩で、震災が忘れられつつあるなかで有意義な試み。原発立地県をはじめ、系列局には経験を地元に持ち帰り、番組づくりに生かしてもらえるはずだ」と語り、系列局全体の底上げを期待する。
谷川さんも「NHKの科学記者にも文系大学出身者はいる。理系の人材でなくても、仕組みを整備し本人の意欲があれば、専門性は身につけられる。各局に専門記者を育成し、後の世代にノウハウを継承していくことも重要だ」と力を込めている。
日本テレビ系列でつくるNNN(ニッポンニュースネットワーク)も、系列局を横断した取材チーム結成を検討している。将来を見据えた人材育成が広がりつつあるようだ。