■視聴者目線で「防災」呼びかけ
FNN系列のニュース番組「FNNスピーク」(月~金午前11時半、土曜同11時45分)では震災から3年を迎える今年、系列局が全国各地の防災の取り組みを紹介する企画「防災FNN いのちを守る」を週1回ほどのペースで放送している。
1回5分前後で、1月13日の放送では、木造住宅が密集する東京都墨田区でタオルを活用した安否確認などの地域ボランティア活動を紹介。同27日には、愛知県内で広がる「防災井戸」の取り組みを伝え、災害時の水確保の重要性を訴えた。
フジテレビの担当者は「震災から時間がたち、ともすれば薄くなりつつある防災意識を見直す時期に来ている。各地域での生活の工夫を伝えることで、視聴者には災害への備えを再確認してほしい」と話している。