日本国内では3カ月遅れで発売された「プレイステーション4」。行列に並んで購入した子供たちは高々と“戦利品”を掲げた=2月22日、大阪市浪速区【拡大】
とはいえ、マリオは1985年に誕生した人気シリーズ。約30年前からのヒット商品しか頼みの綱がない、任天堂の「マリオ頼み」はいつまで続くのだろうか。
Xboxは日本発売されない?!
一方、MSのエックスボックス・ワンは、日本での発売日がいまだに決まっていない。MSは日本での発売を示唆してはいるが、ゲーマーの間では「日本では発売されないのでは」との疑念が消えていない。
旧世代機「Xbox360」は北米市場を中心に大ヒットしたが、日本で売れたのは160万台程度。一部の根強いファンからは支持されているが、費用対効果を考えれば、MSが日本市場を「軽視」するのも、やむを得ないといえる。
こうして「役者」がそろいそうにない日本では、次世代ゲーム機戦争は海外とは違う展開になりそうだ。手軽に楽しめるスマートフォン(高機能携帯電話)向けゲームの人気も高く、専用機の売り上げが今後どこまで伸びるかは未知数といえる。
KADOKAWAの浜村弘一常務は「日本と海外はユーザーの好みが異なる。日本での売り上げは国内向けゲームをいかにそろえることができるかにかかっている」と強調する。ただ、国内ゲーム会社はスマホ向けゲームへのシフトを強めており、PS4やWiiUのソフトは当面不足気味になる見通しだ。
だがPS4の世界的ヒットにより、国内のゲーム会社もPS4向け開発に積極的に動き出したとの情報もある。今後のソフト展開がゲーム機戦争の行方を左右しそうだ。(藤原直樹)