「エネファーム」ブレークの予感 100万円切れば普及加速か (2/4ページ)

2014.3.14 07:00

 大ガスは「どれだけ売れるのか手探りだった」(燃料電池推進チームの大武正和課長)が、住宅メーカーとタイアップして新築住宅向けの販売に特化。10年という異例の長期保証を設定した。中部圏地盤の東邦ガスは住宅関連の系列サービス店とタッグを組み、リフォームとのセットで売り込みを図る。

 ダブル発電で飛躍

 コージェネレーション・エネルギー高度利用センターによると、21年の全国販売は約5千台と出だしは低調だったが、23年に風向きが大きく変わった。東日本大震災後のエネルギー問題が契機だ。

 大ガスは太陽光発電とエネファームをセットで販売する「ダブル発電」キャンペーンを、都市ガス各社でいち早く開始。昼は太陽光発電、夜間はエネファームで電力を補うことをセールスした。

24年発売の2代目が260万円まで値下がりしたことも後押し

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