思い切ってたっぷり昼寝…その効果は? ITベンチャーの「シエスタ制度」 (2/4ページ)

2014.3.16 12:06

シエスタの時間帯にオフィスで仮眠をとるヒューゴの従業員ら(同社提供)

シエスタの時間帯にオフィスで仮眠をとるヒューゴの従業員ら(同社提供)【拡大】

 同社の業務はインターネットコンサルティング。主に企業などの要望に応じ、課題の解決策となるネット関連の技術・商品を提供する。一例をあげると、検索サイト大手のグーグルなどでホームページが上位に表示されるような支援サービスなどを手がけている。

 ただ、プログラミング作業など、仕事によっては集中力が長時間続かない。おなかが満たされた昼食後は眠くなり、疲れたまま仕事を続けても成果は上がりにくい。「それなら思い切って休み、リフレッシュして仕事に復帰する方がいい」という発想だ。

 「シエスタ」とは、主にスペインで午後1~4時ごろに昼休憩をとる習慣を指す。仮眠に限らず何をしてもよい。そこにヒントを得て「従業員と相談して導入を決めた」(中田社長)という。

 仮眠、ジム、映画もOK

 同社の平日業務は朝9時にスタートし、4時間働いた後の午後1時に「シエスタ」に入る。3時間の休憩後、午後4時から再び業務に入り、4時間後の午後8時に業務終了。1日当たりの業務時間は日本で一般的な8時間だ。

仮眠をとったり、会社近くのジムで体を動かしたり…

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