一方、「利用者に百害あって一利なし」(エムケイの青木信明社長)と反発も強い。青木社長は「供給や価格決定など、事業者が判断すべき領域に踏み込むべきではない」と指摘。公定運賃は「営業の自由や財産権などを不倒に侵害し、憲法違反の疑いがある」「事業者間の健全な競争まで抑制する」と主張、「運賃値上げをすれば賃金があがるというのは幻想で、それは経営者の仕事」と明言している。
結局、どこがいくらになる?
5千円超半額のサービスは、大阪タクシー協会(大阪市)に加盟する160社のうち約140社や非加盟の約40社が導入しており、うち約80社が見直す方針。2月下旬から順次、近畿運輸局に認可を申請したが、いったん申請した約100社のうち約20社が3月末になって一転申請を取り下げるなど、状況は流動的だ。
見直し後は7千円超を3割引きにする会社が多く、「9千円超1割引」もある。関西中央交通など約40社は、まだ態度を固めていない。各社は4月1日から変更したい考えだが、審査の状況によってはずれ込む可能性もある。