同社の木川真社長は、業界トップの「toC(個人向け)」だけでなく「『Bto(法人から出荷される荷物)』でも圧倒的な強みを持つ総合物流企業になる」と意気込む。戦略の成否の鍵を握るのが、2013年9月に竣工(しゅんこう)した羽田クロノゲートだ。最新機器と羽田空港に近い立地を生かし24時間365日の稼働を可能にした。国内外から納品される製品・部品などを納品先ごとにまとめて出荷することや複数の国で製造された製品・部品を羽田クロノゲート内で輸入通関し、組み立てを行うことなどで取引先企業の生産性を向上させる。13年4~12月期の宅配便取扱個数は、個人向けなどリテールが前年同期比3.8%増に対し、法人向けは22.3%増と好調だ。
一方、SGHも法人向けサービスを強化している。昨年12月からは、リコール(回収・無償修理)発生時の返品・回収事業のサービスで、消費者が通販業者のホームページにある返品受付用のURLから簡単に申し込みができるシステムを採用した。24時間の電話受付サービスの対象地域を拡大するなどして、東京から大阪までの当日配送も実施している。