「地域」か「全国」か…葛藤する民放ラジオ スマホ普及で広がる商機 (2/4ページ)

2014.4.27 18:05

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 ほかにも、地方局が首都圏の放送局が制作した番組を放送している場合、エリアフリー化で「原局」の番組を聴けるようになれば、地方局の聴取率が下がり、収益を圧迫する恐れがあった。さらに、大阪の民放によると「関西の番組だから言えることもある」として、番組が全国に流れることを嫌がる出演者もいる。この民放社員は「地域の放送文化を守る意味で無視できない意見」と話す。

 一方、現在プレミアム未対応のラジオ福島(福島市)は「エリアフリーは県外に避難しているリスナーからの要望も多い。遅くとも10月までには対応したい」と説明する。ラジコは東日本大震災後、被災地7局の番組を約1年間エリアフリー化した。ラジコの実績とリスナーの働きかけが、業界を動かしているようだ。

 コストがハードル

 ラジコ未参加局にとっての大きなハードルは、コストの問題だ。ラジコでは、参加各局が事業規模などに応じてサーバーなどの維持費を負担。プレミアムを有料としたのは、サーバー増強に伴う参加局の負担を増やさない目的もあるという。それでも「コストに見合うほど聴取率はアップするのか。経営的にも厳しくしばらく様子を見たい」と明かす未参加局もある。

ツイッターをさらに活用するなど新たなラジオ体験が大切

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