自動車保険市場とダイレクト損保のシェア【拡大】
インターネットや電話で契約するダイレクト系損害保険が自動車保険を中心に急拡大している。代理店を通して契約する既存の保険に比べ営業コストが低く、保険料が割安なことが人気の秘密だ。成熟化し、大きな伸びが見込めないといわれる損保業界の中にあり、新興のダイレクト専業損保各社は右肩上がりの快進撃を続けている。これに対し、「3メガ」と呼ばれる大手損保各社もダイレクト系子会社を作り対抗するなど新旧勢力が火花を散らしている。
2~3割安い保険料
自動車保険で大胆なネット割引を打ち出すダイレクト専業損保の保険料は、大手損保の平均より2~3割安い。自動車保険市場の2012年度のダイレクト専業損保のシェアは6.6%に達し、個人向けに限ると約1割に上るとみられる。
ダイレクト専業損保の代表格が1999年に参入したソニー損害保険だ。自動車保険契約数のほぼ9割がネット経由だ。20日発表した14年3月期決算は、正味収入保険料が886億円と前期比6%増えた。