◆「CarPlay」iPhoneと連携
今回のジュネーブ国際モーターショーでは、自動車業界のみならず、世界中のIT業界をも席巻する出来事があった。米アップルが開発する「CarPlay」を搭載した実車を、フェラーリをはじめとする一部のメーカーが会場に展示したのである。「CarPlay」は、「iPhone」と、車両に搭載したディスプレーをケーブルでつないで通信し、iPhoneのマップアプリを使ったカーナビゲーションやハンズフリー通話、音楽再生、メールの送受信などの機能を車載画面に表示する機能だ。フェラーリは、伝統的なスポーティーさに加えて四輪駆動、4シーターという機能性を兼ね備えたモデル「FF」に、「CarPlay」のオプションを追加し、その実車を披露。iPhoneと連携した地図情報の閲覧や音楽など、快適性、利便性を向上していることをアピールした。
フェラーリは、レーシングカー開発の実績を背景にした、パワフルな走行性能には定評がある。そのスポーティーさと、燃費効率の向上を同時に実現したエンジンを備えたニューモデルの誕生。そして、マシン性能だけでなく、ドライバーの快適性を追求する新機能を先駆けて搭載した。フェラーリの新たな時代の到来を予感させる。