□フェラーリ極東エリア統括マネージング・ディレクター ジュゼッペ・カッターネオ氏
輸入車マーケット全体が好調に推移する日本市場において、フェラーリの2013年度の販売台数は、前年比20%超増の高い伸び率を示した。同社が、アジア圏でいち早く「フェラーリ・カリフォルニア T」を披露した日本市場へのチャレンジ。その戦略について、フェラーリ極東エリア統括 マネージング・ディレクター、ジュゼッペ・カッターネオ氏に話を聞いた。
◆新性能に大きな自信
「アジア圏内でも日本市場は有力で、売り上げも好調。業績はここ10年ほど安定している。市場での需要が高いのはもちろん、日本のユーザーのようにフェラーリのプロダクトや伝統、歴史などへの深い理解を示しているマーケットは、他にはあまり例がない」とその特徴について語った。
レースで戦うための技術へのこだわりや、ストーリーのある車づくり。工業国である日本のユーザーにとって、フェラーリのモノづくりにかける情熱とこだわりは興味深い。一方で「日本のユーザーのGTモデルに対する理解をアメリカのユーザーのように深めていきたい」と、フェラーリが誇るGT性能に対する関心が高いアメリカのように興味が高まることで、さらなる日本市場拡大への期待があると言う。
「フェラーリ・カリフォルニア T」が目指す戦略については「成功を収めた従来のカリフォルニア・モデルに、今回はさらに新しいコンセプトを加え、性能を高めた。従来モデルではフェラーリに初めて乗る新規オーナーが全体の70%にも及んだが、その顧客を固定化していきたい」と、新たに開拓した市場を「フェラーリ・カリフォルニア T」によってしっかりと囲い込んでいくという狙いがある。
その戦略の中に「フェラーリ・カリフォルニア T」に搭載された性能にはそれだけの魅力があるという、大きな自信が感じられた。