4Kテレビにメーカー期待「収益改善の柱に」 普及には課題も (3/4ページ)

2014.6.3 06:14

 11年7月の地上デジタル放送への完全移行に伴う反動減や価格下落に苦しんできた家電メーカーは、4Kテレビを収益改善の原動力にしたい考え。「今年は『4K元年』」(幹部)と意気込むシャープはラインアップを拡充し、試験放送を受信できるチューナーを備えた業界初のレコーダーも6月25日に投入する。ソニーも大型テレビに占める4Kの割合を大幅に高める。

 普及には課題

 一方、販売現場からは「受信機がまだ売られていないので消費者に勧めにくい」(家電量販店)という声も聞かれる。シャープのレコーダーは想定価格が約12万円で、ソニーが秋に専用受信機を発売するが、他メーカーは未定。価格アップになるため、試験放送の受信機を内蔵したテレビの投入も決めかねている状況だ。4Kテレビも調査会社のBCNによると4月時点の平均価格は32万5600円と高い。

本放送に向け放送局側も課題を抱える

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