なぜ?超高層化する日本のタワーマンション 開発各社が意欲的なワケ (3/5ページ)

2014.6.11 11:00

日本で最も高い超高層マンション「ザ・キタハマ」。高さが約209メートルある=大阪市中央区(西川博明撮影)

日本で最も高い超高層マンション「ザ・キタハマ」。高さが約209メートルある=大阪市中央区(西川博明撮影)【拡大】

  • 西日本一の繁華街、JR大阪駅周辺でも超高層マンションの建設が増えている=大阪市北区(西川博明撮影)
  • 大阪市内では超高層マンションの建設が増えている=大阪市西区(西川博明撮影)

 計画続々

 不動産経済研究所の3月末時点の調査によると、26年以降に完成する20階建て以上のタワーマンションは全国で252棟(9万2867戸)になる見通し。昨年3月末時点の前回調査に比べ、建設計画はこの1年間で61棟(2万86戸)増えた。

 建設計画が急増した背景には、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に伴う国内景気の改善がある。マンション開発には1~2年がかかることからマンション販売の堅調さが続くなか、開発各社が積極的な投資を進めようという姿勢が強まっているためだ。

 地域別では、首都圏(1都3県)が圧倒的に多い。全体の75・6%を当たる173棟(7万235戸)の建設計画がある。とくに東京の湾岸部での建設ラッシュが目立つ東京23区内だけで、111棟(4万7037戸)と全体の過半数を占める。

開発各社が、タワーマンションの建設計画に意欲的なのは理由がある

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