スマートメーター第1号を設置する東京電力グループの従業員=10日、東京都小平市(東京電力提供)【拡大】
東京電力は10日、スマートメーター(次世代電力計)の第1号を東京都小平市の住宅に設置した。秋から管内全域で導入を始め、2020年度までに全2700万台の配布を終える方針。遠隔検針など本格運用は15年7月から。
同日は計3台を取り付けた。今月中に同市内で約1000台設置し、住宅地やマンション、ビルなどで通信機能などの実証実験を行う。7月からは東京都全域で、秋からは全エリアで設置工事を始め、従来型電力計と順次取り換える。
次世代電力計は、通信機能を持つデジタル式の電力計。遠隔地から30分単位で電力使用量を確認でき、きめ細かいサービスの基盤となる。