--最後にもう一度、FCVに対する熱い思いを聞いてみた。
「水素に対する理解とか、『怖いんじゃないか』とかいろんな考え方があるとは思いますが、トヨタとしてはフルスイングで出したクルマです。面白い、楽しい、魅力的なクルマに仕上がっていると思います。インフラがないと乗れないのですぐに買って頂きたいとは言えませんけど、試乗会などでのぞいて、インフラの設置につながる形で応援して頂ければ嬉しいなと思います」(了)
■田中義和 【燃料電池自動車(FCV)開発責任者】
1961年生まれ。大学院で機械工学を修め、1987年、トヨタ自動車に入社。オートマチックトランスミッションのハード開発、制御開発を担当。初代Vitzの新型4AT開発、FR用多段A/Tの開発を担当。2006年3月、製品企画部門に異動。プラグインハイブリッド車の開発を担当する。2007年よりプリウスPHVの開発責任者としてプロジェクトのとりまとめを担当。その後、FCVの開発担当として、現在に至る。