ただ、原料の高騰分を全て販売価格に転嫁するのは難しい。崎陽軒(横浜市)は今月初め、全76品目のうち豚肉の量が多い37品目を6年ぶりに値上げし、「特製シウマイ(6個)」(税込み)は670円から700円とした。価格への転嫁は原料高騰分の一部にとどめたため「15年2月期は大幅減益になる見込み」(広報担当者)という。
日本チェーンストア協会によると、今年上期(1~6月)の全国のスーパー売上高は前年同期比で横ばいだったが、このうち畜産品は豚肉の高値を背景に5%増だった。豚肉価格の高止まりが長引けば、外食やメーカー各社で値上げの動きがさらに広がる可能性もある。