日本アニメ・漫画の「海賊版」対策本腰 15社、垣根越えて連携 (4/4ページ)

2014.8.24 07:25

 ■流通は国内から?希薄な「罪の意識」

 ネット上に無数にある海賊版は、一体誰が流しているのか。CODAの永野常務理事は「国籍は分からないが、日本在住の人が流しているのは間違いない」と話す。理由はアップロードされる時期の早さだ。アニメは放送の数時間後、漫画も雑誌・単行本の発売から時間を置かずにネットに流される。そこに各国のアニメファンらが自前で翻訳した字幕がつけられ、世界中のさまざまな海賊版サイトに拡散していく。

 権利者に無断で作品をアップロードしたり、ダウンロードするのは著作権法で禁止されている。違法行為が後を絶たない理由について、永野氏は「『周りもやっている』などと罪の意識が希薄なのではないか」と推測する一方、「現状では『違法視聴は悪いことだ』と教える環境があまり整っていない」と教育の問題も指摘する。

 ネットユーザーの一部には「海賊版があるから海外でもアニメ・漫画人気が高まった」という意見もある。永野氏は「そういう側面もあるのは事実」としつつも、「正当な対価を権利者に払うことが、次の作品につながる。新たな作品を生み出す土壌が弱れば、業界だけではなくファンにとっても大きなマイナスになる」と話している。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。