しかも、すき家は原材料価格の上昇を理由に、8月27日から牛丼並盛りの税別価格を250円から270円に値上げする。「労働条件の改善やサービス向上のために利益を確保しないとバランスがとれない」(小川氏)ためだ。24時間営業に加え、牛丼チェーンでは後発だったすき家の急拡大を支えてきた低価格路線も曲がり角を迎える。
景気回復などを受け、外食業界での人手不足は深刻化しており、時給を引き上げてもなかなか人が集められない状況にある。イメージ悪化もあって人手不足の解消は厳しいとみられ、確保できたとしても人件費の高騰が重しとなるのは必至だ。新たなビジネスモデルを描くどころか、経営立て直しすらままならないのが実情だ。