“勝ち組”から転落したマック 経営陣に疑問の声「危機意識足りない」 (2/4ページ)

2014.9.13 07:06

 過剰徴収の背景には、マクドナルド本部の焦りがある。鶏肉を使った商品の売り上げが急減したため、挽回(ばんかい)策として、豆腐などを材料とした「豆腐しんじょナゲット」と、鶏肉を使った「マックウィング」の値下げを決定。ただ、改定価格を150円と120円にする2つの案があり、なかなか決まらなかった。そのためレジシステムの変更作業を考慮し、2つの価格を本部から各店舗のレジに送り込んだ。

 最終的に値引き幅の大きい120円に決まったのが、8月15日の金曜。値下げを始める18日の3日前で、来店客が多い土曜と日曜を挟むこともあり、バイトを含めたスタッフに120円での販売を徹底できなかった。

 8月20日に会見を開き、過剰徴収を公表した日本マクドナルドHDの青木岳彦上席執行役員は「本部と店舗の連携やコミュニケーションが不足した」として、単なるミスだと強調した。ただ、価格改定の決定にもたつき、短期間で価格の変更に踏み切った本部の対応のまずさが要因となったことは間違いない。

経営陣の意思決定に問題があるというのが外食業界の認識

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